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7月1日(火)のニュース
大統領、被災地へ

 アロヨ大統領は、台風「フランク」(台風6号)の被害がビサヤ地方で最も大きかったアクラン州や、800人以上が乗ったフェリーの転覆・沈没現場などをきょう1日に訪れ視察する。
  大統領は、遺族に弔意を述べた上で、事故に対する責任を追及すると誓った。
  ドゥレザ報道長官によると大統領は、大統領は空から被災地の模様を視察し、その後、イロイロ市で行われる国家災害調整評議会と閣議に出席する。その後、アクラン州からロンブロン州を訪問する。2日には、フェリー事故の被害者が最も多いセブ市に向かう。
  ドゥレザ氏によると、大統領は捜索活動の様子を見るため沈没現場近くのシブヤン島に行く予定。(Inquirer)

フェルナンド氏、指名確定を

 次期大統領選への出馬を表明しているマニラ首都圏開発庁(MMDA)のフェルナンド長官は、所属する最大与党ラカスCMDに対し、公認候補の指名を確定するよう求めている。
  台風の被災者に支援を提供するためイロイロ州を訪れていたフェルナンド氏はマニラに戻る前の記者会見で、早い段階から大統領選への出馬を表明しており、他の候補を探す必要はないとした上で、公認候補の指名を確定するよう提案すると述べた。
  デカストロ副大統領についてフェルナンド氏は、党所属メンバーではないと指摘して、ラカスがデカストロ氏を擁立することはないだろうと話している。
  ただ、他の候補として元下院議長のベルモンテ・ケソン市長がいるとしたうえで、カンピとの合併問題を含めまだ何が起きるか分からないと話した。
  政治評論家らは有力大統領候補として、レガルダ、ビリャール、パンギリナン、エスクデロ、ホナサン、ラクソン、ロハス各上院議員、エストラダ前大統領、ビナイ・マカティ市長、テオドロ国防長官を挙げている。(Star)

スルピシオの営業許可取り消しも

 エンリレ上院議員は30日、ロンブロン州で沈没した「プリンセス・オブ・ザ・スターズ」を所有するスルピシオ海運の営業許可取り消しを支持する考えを示した。
  これまで4、5回の事故を起こしていることは許せないことで、もっと以前に許可を取り消しておくべきだったと話すエンリレ氏は、上院公共事業委員会の委員長として、営業許可取り消しの法案が下院から回ってくればこれを速やかに可決するよう働きかける考えを示した。
  スルピシオ海運は、台風警報にもかかわらずフェリーの出航を許したとして非難を浴びている。船内に閉じこめられた被害者の遺体回収作業は、船内から10トンの農薬エンドスルファンが発見され中断された。客船への有毒化学物質の積載は禁止されているが、スルピシオ海運はエンドスルファンの積載をフィリピン港湾庁に報告していなかった。
  一方、レガルダ上院議員は、有毒化学物質の輸送に関するルールの厳格化を求め、石油製品を含め有害な化学物質を輸送する船舶は、国際的な海事基準に合わせた少なくとも二重船体構造にすべきだと述べた。(Manila Times)

タバコの広告禁止

 きょう1日から新聞や雑誌を含めタバコの広告がほぼ全面的に禁じられる。
  03年に成立したタバコ取締法によって昨年1月からテレビ、ラジオ、映画館でのタバコの広告が禁じられ、1日からは屋外での広告も禁じられる。広告が許されるのはタバコ販売店のみとなる。タバコ会社がスポーツ選手やアーチスト、イベントなどのスポンサーになることも禁じられることになる。
  違反者には10万ペソ以下の罰金や1年未満の禁固刑が科せられ、2度目の違反には20万ペソ以下の罰金や2年未満の禁固刑、3度目からは40万ペソ以下の罰金や2年未満の禁固刑の他に営業許可が取り消される。(Star)

爆弾テロ容疑者4人を逮捕

 当局はこのほど、ゼネラルサントス市や南コタバト州近郊で起きた一連の爆破事件の容疑者としてモロ・イスラム解放戦線(MILF)のメンバーではないかとされる4人を逮捕した。
  ゼネラルサントス市警によると、容疑者宅の捜索で拳銃や手りゅう弾が見つかっている。
  逮捕された4人は、4人が死亡、27人が負傷した今年1月の缶詰製造会社爆破事件などを起こしたとされる。(Manila Times)

セブ州で土砂崩れ、11人死傷

 警察によると29日夜、セブ州サンボアン町で土砂崩れが発生、子供3人を含む4人が死亡、7人が負傷した。
  サンボアン町警察によると豪雨の中、同町ポブラシオンのエスカルタム地区で土砂崩れが起き、4棟の民家が土砂に埋もれ、自宅にいたガリアさん一家だけが被害に遭った。
  土砂に埋まった家は国道から50メートル下にあり、豪雨で地盤がゆるみ道路脇の土砂が崩れ落ちたという。地元当局は別の4棟の住民に避難命令を出した。(Inquirer)

上半期に105回の地震を観測

 フィリピン火山地震研究所の地震観測予知課(Phivolcs-SOEPD)は30日、今年上半期に105回の有感地震が観測されたと発表した。
  有感地震が観測されたのは3月が30回で最も多く、次いで5月が21回だった。他は2月17回、4月14回、6月13回、1月10回となっている。
  最大の地震は3月3日に北サマール地方で観測したマグニチュード6.5で、次いで6月1日にバタネス島バスコ町で観測したマグニチュード6.3の地震があった。(Manila Bulletin)

漁師31人の遺体を発見

 西ネグロス州カディス市のミルハン副市長によるとこのほど、台風「フランク」の最中に同市から漁船が出港して沈没、行方不明となっていた漁師のうち31人の遺体が発見された。
  このうち28人の遺体は29日に回収され、残りの3人の遺体は同日夜には到着する予定だが、依然87人の漁師が行方不明のままだ。
  副市長によると、西ネグロス州やマスバテ州、ロンブロン州などの関係部署に問い合わせて情報を収集している。捜索活動は続ける。(Inquirer)

インフレ懸念でペソ安進む

 石油価格の継続的な高騰によるインフレ懸念により30日の為替市場でペソの対ドルレートは一時1ドル44.93ペソを記録した。
  取引関係者によると、45ペソ台をうかがう気配だったが、中央銀行が市場介入に踏み切ったという。この日の終値は44.90ペソだった。(Manila Bulletin)


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